「れもん通信 Vol.10」その2
今だからこそできる活動を
現在、地域によって運営状況が異なりますが、臨時休園や一部受け入れとなっている保育園では、保育という社会インフラとしての機能を保つために必要最低限の職員のみが出勤し、残りの職員は在宅勤務を実施しております。こうした状況であっても、園で過ごす日のために今、私たちに何が出来るかを考え行動しています。例えば、知識を共有するために保育の手引を作成したり、手作りおもちゃを作ったり、テレビ会議システムを活用して、法人内でのオンライン研修を実施し、さらなる保育の質向上を目指しています。
私たちはこれからも保育によって、社会インフラを下支えするために、今だからこそできる活動を行っています。そして、いつでも子どもたちの笑顔と健康を願っています。
法人管理部 部長 井谷 将之
ウイルスに感染しないために
登園を自粛してくださっているご家庭に向けて、ソーシャルメディアを活用して、手洗い方法や手洗い歌などを動画にして配信しています。ご家庭でも、ぜひお子様といっしょに正しい手洗いを行ってみてください。手洗いは、20秒~30秒間(目安はハッピーバースデーの歌を2回分)行うことでウィルスを撃退できると言われています。現在アルコール消毒液が手に入りづらい状況となっていますが、きちんと泡立てた石鹸で手洗いを行えば、アルコール消毒をしなくても、限りなくウィルスを減らすことが出来ます。しかし、何度も手洗いを行うと、皮膚の弱い子どもの手が荒れてしまう可能性があります。手洗い後は、しっかりとハンドクリームで保湿をしてあげてください。
そして何よりご家庭で徹底していただきたいことは家にいる事です。感染リスクを考えると外出はできるだけ控えてください。子どもたち、そしてご家族の命を守るために今は我慢の時です。1日でも早く日常を取り戻すために一緒に頑張りましょう。
(東京都足立区)レイモンド花畑保育園 看護師 高橋 美帆
あそびのアイデア
子どもにとって大切なのは、触れることができるという実感です。本物に触れる体験が豊かな育ちへとつながります。鳥のさえずり、風の音に耳を傾けてみましょう。空の青さや雲の形を観察してみましょう。テレビを消していっしょにあそんでみましょう。お家でも豊かな実体験は育めます。今回、ほんの一部ですがアイデアをご紹介します!
例えば・・・・
絵本にプラスして
ずかん
絵本の他に、図鑑のようにリアルな写真をみることができる本で、動物や植物、虫などを観察するのも良いですね。夏野菜を植える季節。野菜の図鑑で食卓の野菜と照らし合わせてみてはいかがでしょうか?
初めての絵具にも
絵具の感触あそび
絵具をたらした紙をジッパー付袋に入れ、テープで机や床に固定します。(紙をラップでサンドしてもOK )袋の上から手や足で絵具の感触を楽しむことができます。一緒に色を選んで、混ざり方を観察してみるのもいいですね。
お部屋の中で!
紙飛行機シュート
子どもと一緒に紙や袋などで壁にゴールを作りましょう。ゴールめがけて紙飛行機をシュート!走り回らず安全に紙飛行機が楽しめます。(紙飛行機がすり抜けるようにゴール底を開けておきましょう)