法人だより『れもん通信』20号を発行しました
これからの子育てや、保育業界のビジョンを話し合うイベント
「新しい保育イニシアチブ2022」に参加しました。
8 月21 日に東京大学にて、リアルとオンラインの両方で開催。ビジネストーク番組「日経テレ東大学」Re:Hack の成田悠輔さんや西村博之さん(ひろゆき)が登壇するなど、保育業界の垣根を超え、既成の制度や事業にとらわれずに、未来の保育ビジョンについて議論が行われました。
檸檬会は実行委員としてもこのイベントに関わっており、理事長の前田効多郎は副委員長を務めました。そして当日は、前田と私が3つのセッションに登壇。
「世界の最新の保育事情」や「保育とメタバース」、「新制度『社会福祉連携推進法人』」といったイベント名にもある“ 新しい保育” を感じていただけるテーマを選びました。
そのほかにも、来年度設置予定の「こども家庭庁」や子どもの権利を守る「子ども基本法」の話や、待機児童解消後に期待される「新しい保育施設の役割」についても語られました。
さまざまな視点で構成されたセッションは、どれもこれからを考えるきっかけとなる内容でした。
こうした社会的な取り組みへも積極的に関わりながら、
子どもたちの育ちを、今だけでなく、未来のことまで考えていきたいと思います。
副理事長・博士(教育学) 青木 一永
JULY.30
檸檬会の秘訣が詰まった実践発表会を外部向けに公開しました。
「子ども発のつながる保育」に取り組んでいる檸檬会として、その保育の実践内容を苦労話も含めて発表しました。美化されたエピソードではないリアルな内容だからこそ、探究的な保育へのヒント満載の発表会となりました。
約200名の保育関係者にお申し込みいただき、盛況のうちに終えることができました。
JULY.19
各園の「子ども発のつながる保育」の取り組みが書籍として出版されました。
副理事長の青木が、日本全国の保育者の実践力向上に役立てて欲しいとの思いから、檸檬会の探究的な保育のヒントを記した書籍
『3ステップの視点で保育が楽しくなる!つながる保育スタートBOOK』
が7月19 日に出版されました。全国書店のほか、Amazon でもお求めいただけます。
東洋館出版/税込2640 円
2022 年7月8日 Amazon 売れ筋ランキング 保育学1位
Pick up
安心・安全への取り組み
一人ひとりの大切な命を守るために。避難訓練や安全マニュアルの見直しを実施
9 月1日「防災の日」に、保育施設では避難訓練や非常食の実食体験などを取り入れ、子どもたちと一緒に防災への意識を高めました。
また、相次ぐ「送迎バスの置き去り事件」を受け、学童クラブなど一部で導入している送迎バスの運用マニュアルの見直しを図り、安全対策を強化しました。
全国
子育てと保育のオンラインサロン「ぴいるカフェ」第1回を開催しました!
保護者さん、学生さん、保育者など、みんながゆる~くつながって話せる場所を作ったらもっと子育てしやすい世の中になったり、もっと保育が楽しめるんじゃない?そんな思いから企画したオンラインサロン「ぴいるカフェ」を無料開催しました。好きなテーマのグループに参加する形で「保育士のキャリア相談」「栄養士が教える離乳食」という役立つテーマだけでなく「どうぶつ占い体験」というおもしろ系も!皆さん興味のあるグループに参加されて楽しまれていました♪
次回は10 月29 日(土)に初のインスタLIVE で開催予定です。
京都
レイモンド向日保育園でウクライナの方によるオペラ&バレエ公演会
檸檬会とグループ関係にあるハウディ日本語学校では、ウクライナ避難民の方を無償で支援しています。避難してこられた、国立ドニプロ歌劇場のオペラ歌手とバレエダンサーのお二人(ウクライナ人と日本人のご夫婦)に「子どもたちが本物の芸術と触れ合う機会を設けたい」とご相談したところ、この公演会が実現しました。
素晴らしいパフォーマンスの合間にはウクライナ文化のお話があったり、本物のトゥシューズに触れたり、また芸術を通して平和の大切さを感じられる貴重な時間となりました。
愛知
レイモンド庄中保育園が裏千家茶道の機関誌『淡交 増刊号』に掲載
淡交社が発行する『2022年 淡交増刊号 茶の湯を安心して愉しむ工夫と心くばり』(9/13 刊行)に、レイモンド庄中保育園の茶道教室の様子が特集されました。檸檬会では子どもたちに日本の美意識や価値観と出会い、楽しみながら「所作」や「思いやりの心」を学んでほしいという思いから茶道を取り入れています。挨拶や扉の開け閉めなどから所作の美しさを感じられたり、4歳児のために5歳児が部屋をきれいにするなど、思いやる気持ちも身についています。
和歌山
法人初となる障がい者グループホーム「レイモンドハウスI」が開所
障がい者福祉事業にも力を入れる檸檬会は7月1日に、障がいのある方が安心して暮らせる障がい者グループホーム「レイモンドハウスⅠ」を和歌山県紀の川市に開所しました。
職員の家庭的な24 時間サポート、家電・家具を備えた個室や、体調や栄養バランスに配慮した温かい手作りの食事は入居者の方にも好評だそうです♪
来年には2号棟もできる予定です。