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日本保育学会第76回大会にて、3テーマの発表を行いました

5月13日(土)、14日(日)に一般社団法人 日本保育学会が行った第76回大会において、社会福祉法人 檸檬会は自主シンポジウムで1テーマ、ポスター発表で2テーマに関して発表を行いました。

檸檬会ではスケールメリットを活かして、保育内容ごとにプロジェクトを立ち上げ、保育施設を横断し様々なことに取り組んでいます。
また、障がい福祉事業も行う中で、児童発達支援についても専門性を持って行っています。

今回、日々実践し振り返る中でまとめ上げた論文を3名の職員が発表いたしました。

【発表内容】

■自主シンポジウム

園田学園女子大学 人間教育学部の堀田教授よりご依頼いただき、下記テーマのシンポジウムに登壇しました。

<テーマ>
「保育でのICT活用第一歩〜ここから始めたICT活用〜」

<発表者>
飯田 良太(レイモンド田無保育園)

〜取り組みの紹介〜

西東京市にあるレイモンド田無保育園は、職員の働き方改革を目的に、10年以上前からICTの導入を進めています。
昨年度は法人内で「子どものICTを考えるプロジェクト」が発足し、当園からもプロジェクトメンバーとして参加。職員の業務効率化だけでなく、保育現場における、子どもたちとのICTを活用した遊びや活動について取り組みました。

発表では、子どもたちが飼育していたアゲハ蝶の幼虫が蛹になる場面を見逃したことをきっかけに、ICTの活用が活発化していくエピソードを紹介しました。
また、この出来事を機に、子どもたち自身が散歩で見つけた草花の名前をタブレットで調べたり、捕まえた虫をマイクロスコープで拡大し、変化していく様子をくわしく観察するようにもなりました。

子どもたちの興味・関心をより広げていくために、ICTをどのように活用していくのかという観点を軸に発表を行いました。

■ポスター発表

1つ目
<テーマ>
「保育連携から見た児童発達支援の現状」

より質の高い保育を提供するため、児童発達支援と保育所との連携の現状を明らかにする目的で調査を行いました。

<発表者>
鈴木 玲子(レイモンド元住吉保育園)
花島 慶子(埼玉純真短期大学)
飯田 明(株式会社ファンファン)

2つ目
<テーマ>
「保護者との新しいかたちでの連携の試み」

花原自身が施設長に就任してから試みた実践と現時点での経過報告をし、保育の質の向上につながるような保護者との連携について検証しました。

<発表者>
花原 真理子(社会福祉法人 檸檬会)

※一般社団法人 保育学会とは
乳幼児の健やかな成長のために、保育士をはじめとする保育の実践者と、大学教員などの研究者が協力する場です。会員は約6,000人で、主な活動として年1回、研究発表大会を開催。大会には毎年2,000人以上の会員が参加し、2日間にわたって発表・討論が活発に展開されます。

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