高校生が育てた五農米を給食でいただきました
消費者、生産者、環境へ三方よしのお米が、檸檬会が運営する全保育施設の給食に登場。さらに檸檬会で食べる五農米は、東洋ライス株式会社によって、お米本来の栄養を残しながら、白米と同じように食べられる「金芽米」に加工されています。
各保育施設の献立に並んだ「五農米」は、青森県立五所川原農林高校がSDGsにもつながる世界基準の農業認証「グローバルGAP」を取得したお米であり、この高校に通う生徒のみなさんが作ってくれています。
なぜSDGsにつながるかと言うと、「グローバルGAP」を取得した農産物は、消費者へ安全な食品を提供するだけでなく、生産者も安全に働ける環境が確保されているからです。そしてもちろん環境保全も配慮しているからこそ、持続可能な生産活動となっています。
実際に、五農米を食べた子どもたちの様子をご紹介します。
レイモンド西淀保育園(大阪市西淀川区)の4歳児クラスでは、給食で食べるだけではなく、五農米を使った食育活動にも取り組みました。
子どもたち自らがお米を洗い、おやつのおにぎりを作る中で、お米の生産者や五農米の苗に関する3択クイズも出題。クイズを通して、子どもたちは、自分たちの知らない人たちが身近なお米を作ってくれている気付きや、お米が種からできること、食物の成長サイクルについて知る貴重な機会を持つことができました。
出来あがったおにぎりを頬張る子どもたちは、「楽しかったね!」「おにぎり、美味しいね!」と五農米のおいしさを噛みしめながら、大満足な様子でした。
また、いっしょに食育活動に取り組んだ調理員も、五農米がもち米を炊いたような香りであることや、もちもちした食感だったことに驚きがあったようです。
これからも檸檬会は、子どもたちに栄養バランスの取れた食事を提供するだけではなく、持続可能な社会を目指すための食材選びや食を通した学びも進めていきます。
今回の施設
▶︎レイモンド西淀保育園(大阪市西淀川区)