豆腐マスター直伝!レイモンド東矢倉保育園で豆腐づくりを行いました
一冊の絵本から豆腐に興味を持った、レイモンド東矢倉保育園(滋賀県草津市)の3歳児クラスの子どもたち。地域交流を通して出会った、滋賀県内で豆腐の移動販売をされている豆の和さんをゲストに迎え、豆腐づくりを体験しました。
子どもたちが豆腐に興味を持ったのは、おやつに豆腐ドーナツを食べたことがきっかけでした。一冊の絵本からドーナツに関心を示していた中で、「ドーナツの中に豆腐が入っているの?」と不思議や驚きを感じる様子が見られました。
そこから子どもたちの注目は豆腐へと変わり、豆腐が使われている料理を調べたり、豆腐パックを利用したごっこ遊びをする姿も。また、話し合い(サークルタイム)の中で、豆腐は何からできているのか、豆腐ができる工程を知ることもできました。
そして今回、地域交流を通して出会った豆の和の武田さんを「豆腐マスター」としてお迎えし、実際に豆腐をつくる貴重な体験ができる機会へと発展しました。
まずは、豆腐のもとである大豆をつぶす作業からスタート。少しずつ大豆が砕けていき、その際に出る白い汁が豆乳だという新たな発見もありました。
次は、ニガリを入れて豆乳を固めていく作業。
豆乳にニガリを入れて少しずつかき混ぜると豆腐に変わっていく様子に、子どもたちは大興奮でした。豆腐が完成しつつある一方で、子どもたちはまだまだかき混ぜる作業を楽しんでいました。
体験終了後、豆腐に関する質問タイムも設けられました。
子どもたちからは「豆腐を作るコツって?」「豆腐を使ったおやつはあるの?」といった問いが投げかけられ、武田さんは「豆腐を作るには、たくさん練習が必要なんだよ」「みんなが食べた豆腐ドーナツも、豆腐を使ったおやつだよ」と一つずつ丁寧に返答されました。
檸檬会が運営する保育園では、子どもたちの内側から生まれた「なんだろう」「やってみたい」を丁寧にすくいあげ、遊びや活動を通して広げ深めていきます。
今回の園の活動においても、子どもたちの身近にある豆腐に抱いた興味・関心から、さまざまな発見や体験へと広がっていきました。今後も地域のみなさんとの交流を大切にしながら、子どもたちの探究心を育んでいきます。
こちらの内容は、7/13(土)付の中日新聞でも紹介されました。
また、7/26(金)付の京都新聞にも掲載されました。(7/26追記)
▼今回の保育園
地域とのつながりを大切にした保育園の運営を目指し、その取り組みのひとつとして8月末に夏祭りを開催します。豆の和さんも出店される予定です。
レイモンド東矢倉保育園(滋賀県草津市)
▼豆の和(外部サイト)
https://mamenowa.com/