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東洋ライス社と放課後等デイサービスを訪問しました

檸檬会の副理事長・青木一永が、島根県にある放課後等デイサービス(以下、放デイ)にて発達障がいに対する食の取り組みについて伺いました。

※放課後等デイサービスとは・・・
支援を必要とする障がいのある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービス。6歳から18歳までの就学児童(小学生、中学生、高校生)が通うことができます。

今回の訪問は、檸檬会の給食で提供している「金芽米」を作っている東洋ライス株式会社の雜賀(さいか)社長からお声がけいただきました。「食べ物で人々を健康にしたい!」という熱い思いを持たれている90歳の雜賀社長が、食事によるアプローチで発達障がいの子どもたちの症状が改善したということをお知りになり、青木も同行し利用者の皆さんにお話を伺いました。

保護者や子どもたちとの座談会
「当事者から直接話を聴きたい」ということで、この放デイを利用している(していた)子どもたち&保護者の方々と座談会が開かれました。座談会では、多動だった子どもが落ち着いて学校に通えるようになったり、薬が要らなくなったりといった実例を伺いました。小学生のときにADHDと診断された高校生の男の子は2時間もの座談会に真剣に参加してくれ、「小学生のときは本当にしんどかった」と話してくれました。

食でのアプローチとは?
では、放デイで行われていた「食へのアプローチ」とは何かと言うと、「足りない栄養素、特にミネラル(ミネラルとは、マグネシウムやカリウムなどのこと)をしっかり取ろう」という取り組みでした。
現代の食事は、神経やホルモンバランスを調整するミネラルが足りていないそうです。発達障がいの子どもたちは障がいの特性によって偏食だったり、ジャンクフードが多くなったりと栄養が偏ることがあるそうです。しかし、発達障がいは脳機能に関するものなので、神経やホルモンの働きはとても大事なのです。島根の放デイでは何か特別なものを食べていたわけではなく、煮干しや海藻などをうまく活用しながら、子どもたちがミネラルをしっかり摂れるように工夫していることがわかりました。

食の大切さを檸檬会の保育でも
檸檬会の保育施設で提供している給食やおやつは、和食中心の素材にこだわったメニューです。お米もミネラルたっぷりの「金芽米」を使っています。
成長期の子どもたちが栄養をしっかりと摂り、そして、おいしく食べられるように、檸檬会でもより一層の工夫をしていきたいと思います。

▶︎ 檸檬会の保育について

▶︎ 東洋ライス株式会社(外部サイト)


 

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