「第35回 緑の環境プラン大賞」の表彰式に出席しました
12月16日明治記念館(東京都)にて、公益財団法人都市緑化機構・第一生命財団が主催する「第35回緑の環境プラン大賞」の表彰式が行われました。
今回、檸檬会のソーシャルインクルージョンヴィレッジが応募した、大学跡地を利活用した多世代、多国籍の人々が集うインクルーシブな遊び場となる緑の空間を創出するプランが、「シンボル・ガーデン部門」の国土交通大臣賞を受賞しました。
この賞は、地域のシンボル的な緑地として、人と自然が共生する都市環境の形成や地域コミュニティの活性化に寄与するプランに対して贈られる賞です。また、受賞団体にはプラン実現のための助成金が贈られます。
檸檬会の受賞内容は、下記の通りです。
⚫︎作品名
「カラフルな◯△◻︎(こせい)が見える『インクルージョンなプレイガーデン』」
⚫︎プラン内容
年齢、国籍、障がいの有無に関係なく、多様な人々が集う新たな交流の場、インクルーシブなプレイガーデンとして整備するプランです。香りを楽しむハーブを植栽するとともに、緑と一体化した遊具を設置し、ピクニックやイベント、撮影を楽しめる仕掛けを施します。
ソーシャルインクルージョンヴィレッジは、奈良県三郷町の大学跡地を利活用した、「ここで働き、学び、遊び、暮らす。すべての人が躍動できる社会」をコンセプトとした教育と福祉の総合コミュニティです。
就労支援施設、通信制高校、日本語学校があるほか、2025年3月20日には関西初のおもちゃ美術館である「奈良おもちゃ美術館」も開館します。
プレイガーデン完成後は、性別、年齢、国籍、障がいの有無に関係なく、多様な人々が集う新たな交流の場所として活用すべく、さまざまなイベント開催などを計画しています。また、維持管理をヴィレッジ内にある障がい者就労支援施設「レイモンドカレッジ」と連携するなど、誰にとっても居心地の良いインクルーシブな社会の実現を目指していきます。
▼ソーシャルインクルージョンヴィレッジについて
https://village.lemonkai.or.jp/leimond-village/
「奈良おもちゃ美術館」について
2025年3月20日(木・祝)にグランドオープン。
東京おもちゃ美術館監修のもと三郷町が設置を進めており、おもちゃ美術館としては13館目、関西初となります。檸檬会が指定管理を受け運営し、障がいのある方も働ける場所として全国初のインクルーシブなおもちゃ美術館となります。1階にはライブラリーカフェなども併設される予定です。
▼奈良おもちゃ美術館
https://toymuseum.lemonkai.or.jp/