レイモンド下高井戸保育園　栄養士石井 彩香Ishii Ayaka

　保育園の栄養士として勤めて、今年で6年目になります。前職は公立保育園（レイモンド花畑保育園の移管前園）で調理業務の委託業者として働いていました。現在はレイモンド下高井戸保育園で栄養士をしています。毎日の子どもたちの給食とおやつ作り、食育活動、食材発注や調理に関する事務などを行っています。 　

　家庭や子どもたちの状況にリンクした食事内容にしたり、食育活動をするように心がけています。

　東京の下町、葛飾区で育ちました。幼い頃から剣道を習っていて、私の学生時代は剣道一色でした。（高校時代に都大会で優勝したこともあります！）そんな体育会系女子の私がなぜ栄養士になったかと言うと、高校で大学を選択する時に、このままいくと警察か自衛隊などに就職して「私の人生、ずーと筋トレをしなければいけないのか…。」と思った事がきっかけでした。そこから、自分には何が出来るのか？何が好きなのか？を考えて「食べる事も、作ることも好きだから栄養士になろう！」と、栄養士の学校に進学することにしました。

　私が尊敬する栄養士さんが檸檬会に勤めており、その方の近くでさまざまな事を学びたいと思って入職しました。現在の職場であるレイモンド下高井戸保育園の職員はみんな、とても明るく、食べる事が大好きで健康的です(笑)。そんな仲間といっしょに、色々なことにチャレンジしたくなる場所だと感じています。

　今まで、数え切れないほど失敗してきました。例えばゴマを発注し忘れて、調理当日に買いに行ったり、お米の発注数を間違えたり…。そのたびに、先輩に指導していただきました。
　そんな私も異動して後輩ができたことで、自分で判断したり教えたりする機会が増えました。後輩に伝えたことが正しかったのかどうか悩むこともありましたが、彼女が今しっかりと仕事をしてくれている姿を見ていると、教えることを通して自分自身も成長出来たと思います。

　食べたいものは、食べたい時に作る。または、食べる！

　自分でもいまだに信じられませんが、受賞した時に多くの方からお祝いメッセージ＆動画を頂き、これまで関わってくださった方に支えられて自分が成長できた事を感じました。さらに大野園長が栄養士も保育者の一員として園内研修などに参加し、表でアプローチをする機会を作ってくださったのが今回の受賞に繋がったと思っています。

　仕事・家庭どちらも両立出来るように、楽しみながら働きたいと思います。もう少し知識が増えたら、小さなお子さんと保護者さん向けの親子お料理教室などもやってみたいと思っています！