大自然の中での保育 -レイモンド南町田保育園「森へいこう」-
レイモンド南町田保育園の「森へいこう」へ同行させていただきました。
「森へいこう」は、大自然の少ない都心だからこそ、今ある環境でどう工夫するか。レイモンド南町田保育園の先生方が考え抜き、地域の協力を得て実現した取り組み。月に1度、草戸山のふもとへ出かけ、山、川、池…大自然で子どもたちはのびのびと過ごします。自然は一つとして同じものがありません。その中で生まれた好奇心や探究心、新たな発見が、子どもたちの園内での姿にまでつながっていくそうです。
そんな都心ではなかなか珍しい、大自然の中での保育。
今回はその様子をご紹介します!
保育園で準備をする3歳児クラスと4歳児クラスの子どもたちのもとに、バスが到着しました。
行き先は町田市にある、大地沢青少年センター。片道1時間半くらいです。
意気揚々とバスに乗り込むと、道中はお友達や先生とお話ししたり、外の景色を見たりして過ごしました。
現地に着くと、いよいよ活動が始まります!
森での活動は「じゃぶじゃぶ池での水遊び」と「ネイチャーゲーム」のチームに分かれておこないました。子どもたちは、やりたい方を自分で選んで遊びます。
じゃぶじゃぶ池チームはサンダルに履き替えて水にドボン!
お友達と水を掛け合ったり、オタマジャクシやカエルを捕まえたりして、水の中でダイナミックに遊んでいました。
一方、ネイチャーゲームチームはカードに記されたものと同じ物を探して散策中。
注意深く、見逃さないように探す視線は真剣そのものです。
「これそうじゃない?」「みんなみて!」と、見事なチームワークで、ほとんどを見つけてしまいました!
たくさん遊んだ後は、お待ちかねのお昼ご飯。ご飯はみんな塩おにぎりか、梅干しおにぎりです。大自然の中で食べるおにぎりはいつもと一味違いますね。大きなお口で次々と頬張り、あっという間に食べ終わってしまう子も。
お腹がいっぱいになったところで、お昼寝タイム。センターにある施設の中に布団を敷いて体を休めます。つかれてぐっすり眠る子もいる一方で、興奮が冷めないのか起きたままゴロゴロとしている子もいました。
お昼寝から明けると保育園へ帰ります。バスの中でもお話が止まりません。ほとんど寝る子もなく、賑やかな帰り道となりました。
帰ってくると、保育園で待っていた先生たちにお土産話をたくさん聞かせていましたよ。
先生方の見守りのおかげで怪我もなく、自然とふれあい、観察し、発見し、友達と協力しながらたくさんあそびました。とても思い出に残る一日になったのではないでしょうか。
大自然と触れ合える機会が少なくなっている都心の中で、とても素晴らしい取り組みでしたね。レイモンド南町田保育園のみなさん、ありがとうございました!
記事を書いた人:柄澤 菜月
#レイモンド南町田保育園 #関東 #自然 #取り組み
<レイモンド南町田保育園>
東京都町田市鶴間8-4-30 クレインドビル1階
施設長:阿部良子
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